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不況が県内の駅前などの風景に影響を与えている。松本市の松本駅お城口正面のビルでは、広告主の企業の経費節減策で、長年親しまれてきた温度計の電光表示が消えた。各地で看板の枠が埋まらず空白になっているビルが目立つものの、新たな広告主が出てこない-と屋外広告会社。駅前の雰囲気が寂しくなるとの声も出ている。

 電光表示の温度計があるのは、松本駅向かいの4階建てビル。オーナー男性(60)によると、昭和50年代前半のビル建設時から屋上に看板を設け、温度計はそのころ電機メーカーのネオン看板とともに登場。約10年前に広告主がマンション業者に変わったが、温度計はそのまま残った。

 点灯中止は今月からで、オーナーによると、月10万円近くの電気代を削るため。看板広告の契約は終了までまだ半年ほど残るが、広告主は契約を更新しない方針で、次の広告主は未定だ。

 市民には見慣れた温度計だけに、駅前のタクシー乗り場で客待ちをしていた60代の運転手男性は「乗客に『今日は寒いよ』と言って、話の糸口にしていた」と寂しがる。

 一方、長野駅前では、長野放送(NBS)が昨年末、ホテル壁面に設置していたからくり時計を撤去した。同社によると、年間維持費は約800万円。老朽化したため、壁面の使用契約(2年)切れを機に撤去を決めた。

 1981年に設置し、98年長野冬季五輪を機に、毎正時に小鳥などが出てきて音楽が流れるからくり時計に変更。市民の人気も高かった。同社は「不況による経費節減ではない」とするが、撤去後、新たな広告主は現れておらず、市内の屋外広告会社は景気減退の影響を指摘。「ビール会社などが屋外広告を順次取りやめる一方、空いた広告スペースに広告を出したいと名乗り出る企業が減っている」

 こうした傾向は各地も同様で、上田市の上田駅お城口のすぐ近くにあるビルの屋上の看板は、白く塗られたまま。ビル管理会社は「最近の不況で、広告主は一層見つかりづらくなるだろう」と話す。

 屋外広告をめぐっては不景気のほか、行政による規制の広まりで街並みへの配慮が必要になったことも、設置機運に影響を与えているとされる。松本駅前の看板広告を手掛ける南信地方の業者によると、好立地ならば月数十万円の料金もネックとなって折り合わないケースもあるという。

 「どの企業に声を掛けていいか、分からない状態」と、この業者の担当者。温度計の電光表示が消えたビルのオーナーは「看板収入が減れば、立地が良いだけに、固定資産税の支払いに頭を悩ますビルオーナーも出てくるだろう」と話した。

信濃毎日新聞

不況のあおり受ける業界ですよね
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